6:46 午前 | Posted in , ,
やまちゃんは生まれたときから、BigBabyといわれていた。そしてタイ人からは、サラパオ(肉まん)、さらにはサラパオムーサープ(豚肉まん)、日本人とわかると相撲、相撲と呼ばれたいた。 2歳くらいまで髪の毛が薄かったので、それらの比喩表現の前に〔禿げの〕という不名誉な形容詞がかわいらしくついたりして。

そんなやまちゃんも4歳、毎日楽しく制服をきて幼稚園にかよっている。 不思議ちゃん系、度胸抜群の胡桃とちがって、いつも控えめで甘えん坊のやまちゃんだから、正直いって多国籍軍の幼稚園でなじめるのか?と心配だった。 

胡桃より半年はやくプレスクール(3歳児以下のクラス)から入学させたのは、少しでも早いうちに言葉と環境に順応させてあげようと思ったからだ。
案の定、予想のとうりプレスクールの半年間、年少組の半年間、計1年の間にやまちゃんは一度も先生、クラスのお友達とお話、言葉を発しなかった。スマイルと頷き、これがやまちゃんのスキルだった。


 そんなやまちゃんをクラスの先生は、やさしく根気よく接してくれた。
〔やまちゃんは先生のいってることをいつも一生懸命きいて、お絵かき、書き物の勉強もだれよりも上手に仕上げてきます。 ご飯も残さないでよく食べて、お昼寝もたくさんします。そしてなにより、だれよりもスマートな性格、言葉ははっしないけど、いつもスマイルでお友達にまじって遊んでいます〕って。

そんなやまちゃん、年少組の後半、ついにブレイクしました。 いまではクラスでもうるさいくらいにお喋りします。 終業式後のパーティーでも、ダンスチームに一員にクラスからの選抜6名に選ばれました。しかも自ら、手をあげて立候補したそうです。 クラスでもいつも積極てきに女子に話かけています。タイ人てきにはモテ顔ですからね、やまちゃん。芸能界入りもささやかれているくらい。

先日、嫁が体調を壊して僕が家事を全部みていたときも、陸くんがインフルエンザ入院、ママが付き添いのため家に4日戻ってこなかったときも、以前なら泣いて泣いて僕に〔男やろ、泣くなぼけ!〕と怒鳴り、なじられていましたが、今回はちがった。 〔りっくんが元気になったら、ママ帰ってくるんだよね? いい子にしてないと、りっくん元気にならないんだよね? やまちゃん、いいこにしてる〕って。ほんとはママが大好きで一緒にいたいし、寝るときだってママに抱っこしてもらわないと上手く寝れないのにね。

僕と二人で公園で遊んで、大好きなピザを食べにいったときも、残ったピザを〔ママにもってかえる、病院にもってくー〕って。 

やさしいね、やまちゃん。 
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