11:25 午後 | Posted in , ,

さぁ、いよいよ明日はバンコク決戦(これが正しい表現かどうかわかりますせんが)、です。
こんなときに限ってなんで東京にいるんだろうかぁ・・って思う反面、無観客試合なんでいてもしょうがないんじゃないか?と思いながらも、たぶんバンコクに行っていただろうと思います。
タイ在住日本人向けに、シャラトンホテルでPV(ライブ生中継、生応援)が特別開催されるそうです。
それとは別に競技場周辺のホテルの1室から除き観戦する作戦とかもあるらしく、このあたりの裏情報?はタイ関連のHP,掲示板で情報が満載(錯乱)しています。
ただ双眼鏡片手に観戦ってことになりそうなんで、それなら衛星放送でライブやるんでテレビみていたほうがいいかもですね。
それにしても、楽しみです。
バーレーン戦で外れた僕の試合予想ですが、明日は・・・・・・・0-0臭いなぁ~いつもの国内組みなんで、ピッチが悪いとかなんとかで、
足元おぼつかないとかいって。勝つならPKかFKじゃないかと。あちらのキーパーは難ありなんで、ピッチ悪いと分が悪いと予想します。
稲本には頑張ってほしいです。稲本のゴールで勝つのが僕の理想です。
とにかく応援しましょう、そしてセルジオ越後と松木さんの解説を楽しみましょう(笑)


さて、昨日予告した本日の本題ですが、
《そろそろ相手国、気候コンディションの対策もいいですが、審判対策もしようよ、マジで》です。
本気で書くと長くなって終わりがないので、かなり要約して書きますが、
あの試合の主審はマレーシア人です(南タイ人にしか見えないけど・・・)
最近の記憶に新しいアジアカップのPKの主審です。
アジアカップではシンガポール人の審判にも悩まされました。
悩まされたとは何を悩まされたのかというと、日本でいう不可解な判定です。
この不可解は日本の基準で不可解、欧州サッカーの基準で不可解というだけで、
アジアのサッカー(特に東、東南アジア)では、不可解でもなんでもないということです
アジアの審判は、激しいコンタクトプレイは流す傾向があります。
もともとピッチ状態も悪い競技場が多いし、いまだガチンコサッカーが主流のアジアですので。
日本だって、同じようにファールじゃないの?て思うプレーでチャンスをつかむことも多いし、
お互いさまということで、それに不満や不平を言葉、態度で表しても仕方ないし、審判は覆らないサッカーにおいて、
まったく意味のないことです。

《わかってるよ、そんなこと~》って、声が聞こえて聞こえてきそうですが、問題の本質はそこじゃなくて



日本人のニュートラル気質と違って、特にタイを含む東南アジアは教育から軍隊システムが構築されているので、
先生=審判は絶対権力をもっているのです。
その審判の心情を考えた場合、判定に不満を評したり疑問を投げかけることは、
絶対に許されない(許せない)ことなので、やればやるだけ審判にとっては屈辱てき行為だし、
逆効果になっていくというものです。

たとえば、タイで警察官にお世話になる場面にでくわすとします。
いくらこちらに非があっても、なくても、ことを優先てきに進めようとして、
自分の立場でガンガン話を説いても意味はないわけです。
では正解はというと、いかに自分は困っていてあなた様のお力添えなしには、
解決の糸口すらみつかりそうではありません。
どうかあなた様のお力で、どうか、どうか・・・・って風にいくわけです。
それが警察署長や役属が上の人なら、さらに効果てきです。
官公庁(移民局、警察とか)にいくと、必ず顔写真の入った階級図みたいなチャートが部屋に貼り付けてあります。よぉ~く写真と室内を見回して、誰が偉いのかを瞬時に判断して、その人に媚びてお辞儀して、
恩恵をこうむるのが問題解決の近道です。

ホテルのトラブルも同じです。ホテルにチェックインしました。
頼んでおいたエキストラベットが用意されていません。
ここでいくら、日本で予約したとか、お金は払ってあるんだ!とか電話で確認したのに!って
レセプションで怒って切れても、何も話はいいほうに向かっていかないし、
結局、最後は自分が疲れてしまって、ことは完全に解決されないのはわかりきってます
なら、どうすれば?ということですが、一番いい方法は第3者に悪者になってもらいます。
君はこんなに優秀で、君のミスじゃないのはわかってるんだけど、
僕はすごく困ってしまうんだ・・なんとか君なら、君なら僕を助けてくれることができるんじゃないかい?
予約をとったやつはだめだ・・・最初から君に頼めばよかった・・・・くらいにいきます

それがマネージャーだとすると、効果は倍増、気分よく俺にまかせろといわんばかりに問題を解決してくれ、
残りの滞在も気持ちよくすごせるということです。
どうせ怒っても、部屋がない、ベットが用意できないのは事実だし、セクションが違う人間に切れてもごねても、
なにの解決にならないということです。

話は審判に戻りますが、審判で一番えらいのは主審です。
主審に不満、ましては判定の不満を訴えても、やりかたしだいでは逆効果ということです。
良い例がアジアカップの宮本の対応です。記憶に新しいPKサイドの変更です。
彼の対応が良かったのは、審判に友好的に、主審のプライドを傷つけないように、
大人に交渉したのがよかったんだと思います。わかりやすい落ちついた英語で。
ああいう状況でアラブ系は性格上、がぁ~って訛りのきつい英語でアピールしちゃうんで、
それは逆効果にしかならない。審判の気持ち、耳は宮本に傾いていくということです。
誰がみても、サイドを選んだのは宮本だし、条件は2チーム同じなわけですから、
サイドがかわることは、おかしいです。
もしも審判が欧米人なら変更はないですね、日本人審判でも。

だから、俊輔のボールを渡さない行為とかは、審判がここといったら、ここにボールを置かないといけないわけで、
いや違うとか、あきらかに審判がまちがっていても、態度にだしてはいけない。
ましては首を傾げるとか、ふてくされたような態度をとると、ことはややこしくなるだけということです。文句いったもの勝ち、責任の擦り付け合いが日常で、それが自己主張と称される欧米社会なら、それは効果てきだし
いったもの勝ちになることが多いですよね? それをしなと、批判されるし、評価落ちることさえあります。
じっさいどうみてもオフサイドじゃないのに、ゴールが決まると、決まってDFやキーパーはオフサイドを訴えます。
逆も同じく誰がみても完全にオフサイドなのに、
線審にNO~!とかFWアピールしますよね、必ず。高原なんて、ドイツにいってそれがひどくなった(大久保は以前から)。
ドイツじゃ普通でも、アジアに戻って試合をするときは、あまりアピールすべきじゃないです。笑顔でほんと?そうかぁ・・って頭をポリポリするくらいのほうが、好意てきに思われて、ことはいい方向に向かっていきます。俊輔はそれを怠ったということで、イエローは当然です。
これは審判が中国、韓国人でも同じことがいえます。
儒教です。審判は先生、なかでも主審は老子なわけです。
逆らってはいけません。 許し、恩恵を乞う崇高な存在であるということを理解しないといけません。

国、地域で、お国柄は違います。
もちろん個人でも違ってきます。
アジアにはアジア、欧米には欧米という戦術てきな戦い方があるのと同じで、
同じように審判対策をしっかり研究して、うまく利用しないといけないんじゃないですか?ってことです。
審判団は比較的早い段階で発表されますし、アジアのビッグマッチ(Aマッチ)だと審判も多くはないはずです。
お国柄、審判ごとの研究、対策を踏まえて、戦いかた、選手交代をしていくことは大切だと思います。
ちなみにバーレーン戦のマレー人審判ですが、後半疲れてくると笛吹きやすくなりますね、はい。
なら後半はファール気味でも止めないといけないような先の試合で、後半バーレーンが2点取れるわけない状況で、
早めにイエローもらってる選手をさげて、控えにガンガンいかせるっていう方法をとればよかったんじゃないか?
なら、無駄なイエローももらわなくてもすんだのにってことです。
すぐにフィジカル、フィジカルってアジアの試合になるとメディアもコーチも騒ぎ立てますが、
そんな即効性で変化するわけない問題(っていうか永遠に解決しない問題)を指摘するより、
審判対策をとって、それを戦術に組み込んでいったほうが効果はあると思います。

外で仕事、ビジネスまた旅行をする場合もそうですが、卿に入れば卿に従えです。
審判の癖を把握することなんて、メンバー登録20名の選手の解析をするよりも簡単なことだと
思いませんか?? 

とはいっても、アレックス。アホですね。 よくレッドじゃなかったくらいです。
あれは審判が誰でもイエローだし、主審がタイ人ならレッドですね、はい(笑)
ペナルティー与えるべきです。マスコミももっと叩くべきだ!

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