3:35 午前 | Posted in
東京に移動しました。
インターネット環境も整ったので、僕のブログ再開です。

本日は、あいにくの雨模様ということで、ヨーカドにお買い物にいこうと思ってましたが、
止まないので今日は家でのんびりすごしています。
ほんと寒い、寒い・・・雨のせいかもしれないけど、南国暮らしになれてしまったのか、
体が重いこと重いこと・・・・・義理の母が用意してくれた半袖半パンルックでは風邪引きそうです。

さて、YAHOOニュースをみていて、『インド洋津波 不明の日本人無事確認』というトピックが目に留まった。
安否不明者の無事の確認ができたということで、あぁ良かったなと単純に思う半面、
なんでこの日本人がタイ方面での行方不明者ということになっていたんだろうか?っていう疑問も感じています。 おそらく家族からの照合でタイにいるんじゃ?ってことであったんだろうって想像はつきますが・・・いったいほんとはどこにいたんでしょうね。
なんでこんなこと書いているのかというと、津波直後に外務省に問い合わせがあった安否確認の問い合わせは、数百人規模だったと記憶してます。
もちろん1週間くらいで、多くの人の安否、所在地の確認がとれたわけですが、当初からタイ、プーケットで不明と報道されて、正直????って思いました。ツアー、パック旅行以外で、プーケットを訪れる自由旅行、バックパッカーの数は相対的にみて多くありません。そのなかでも年末年始という繁盛期を考えた場合、他のタイ国内、周辺国リゾートと比べて物価の高いプーケットは、渡航先として選択されないと想像することは難しくなかったからです。
そういう意味で、メディアが『プーケット周辺の安否の不明者、いまだ数百人』と、いたずらに報道したことに対して、疑問と違和感を覚えないわけにはいられませんでした。

で、今回のNEWSですが、正直何をいまさらノコノコと・・って思われたかたも多かったと思います。津波の被害が風化されようとしている状況だからこそ。

僕が言いたいことは、この不明者に対する呼びかけの方法に問題がなかったのか?
ということです。
自由旅行者(短期、長期のバックパッカーも含めて)のほとんどが、いまはフリーメールを使って、日本の友人、旅の仲間とコミュニケーションを取り合っています。僕が旅をしていた頃と違って。おそらくYAHOOメール、HOTMAILの利用者が、その大部分をしめていると思いますが、そういったツールを利用して、呼びかけることをなぜしなかったのか?(現に今回の不明者もメールを使って連絡をしてきた)日本人旅行者が利用することの多いサイト、YAHOO,スポーツ新聞系、フリーメールのユーザー入力画面を使って、外務省なり民間が協力して行動しなかったのかそういったアイデア、声すら出てこなかったのか?外務省では、外務省のHP,NHK国際放送を介して、こういった旅行者にメッセージを送り続けていたわけですが、彼らの殆どがNHK国際放送をみれる環境にないわけだし(そもそもタイ、プーケット在住者でも、高額なNHK国際放送を受信視聴している人なんて、ほとんどいない)、ましては外務省のHP,渡航者安全情報のHPをみている人、参考にして旅行を続けている人なんて、ほとんどいないはずです。
このような状況で、今回連絡をしてきた人の心配した家族、友人への連絡の遅さを責めることはできないし、彼(彼女)自身は『なんのこと?』という心情だろうし、この5ヶ月の間心配していた家族、友人の気持ちを考えると、痛まれない気持ちになります。

個人旅行、ツアーでもフリータイプの旅行がメジャーになってきた今日この頃、
主催、手配会社をとうして旅行者の足取り、所在地を確認することなんて、不可能に近いはずです。自己責任という言葉で、特に海外での個人の行動の非を責める風潮、政治家の責任放棄ともとれる投げやりな発言に、大きく疑問を投げかけたいと思います。
きっと小泉さんがコメントを向けられたら、『よかった。でもなんでいままで連絡ひとつよこしてこなかったんでしょうね~』って、馬鹿にしたように首をかしげたり、『しかるべき方法で旅行者には呼びかけています』とかいうんでしょうね。 しかるべき方法っていうなら、しかるべき方法をしっかりとってほしいと思います。あと6名の不明者の方が、すべて無事に連絡がとれることを願っています。 それからが、僕たちにとって本当の意味での復興スタートだと思います。

そんなことを、雨の東京で、ぼんやりウトウトしばがら政府答弁をみていて、ふと思ったわけです。 津波のことみんな忘れてないかな~まだ解決してないんだけどなぁ~って。 と、日曜でもないのに辛口でした。まぁ毎日が日曜みたいなもんなんですけど(笑)明日ものんびりしよぉ~
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